ビートルズ新リマスター盤 高音質で9日世界同時発売
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9月6日19時54分配信産経新聞■ポール「ジョンがそこに見えた」解散から40年近くを経ても、いまなお世界最高のロックバンドとして支持され続けるビートルズ。1987年に全アルバムがCD化されているが、さらに良質の音を追求して音源を最新技術でよみがえらせた新リマスター盤CDが、9日に世界同時発売される。日本だけで初出荷は100万枚を超え、関連イベントも予定されるなど、根強い人気をみせている。(飯塚友子)今回発売されるのは、デビューアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」(63年)から最終アルバム「レット・イット・ビー」(70年)までの13アルバムに、オリジナルアルバム未収録曲を集めた「パスト・マスターズ」(88年)を加えた14アルバム。中でも「ビートルズ・フォー・セール」までの初期の4枚はこれまでモノラルCDしかなかったが、今回、初めて全曲ステレオでCD化される。「日進月歩の技術進化で音が格段に良くなっています」と発売元の「EMIミュージック・ジャパン」の担当者、大島隆義さんは説明するが、本当に買い替えが必要なのか。わが家にそろっている22年前に発売されたCD群と、新リマスター盤を聞き比べてみた。悔しいが、新リマスター盤は半世紀近く前の音源とは思えぬクリアさだ。初期のシンプルな楽器編成の曲のステレオ感も楽しいが、各音が際立ったことで、ハーモニー勝負の「ヒヤ・ゼア・アンド・エヴリホエア」など目をつぶって聞き入ってしまうほど美しい。リマスターは、英ロンドンのアビイ・ロード・スタジオで4年を費やして行われた。新リマスターについて、元メンバーのポール・マッカートニーは、米音楽誌「ビルボード」のインタビューに「より洗練されたのではなく、僕らが実際、作った音に近くなった。ジョン(元メンバーの故ジョン・レノン)がそこに見えた」と語っている。初回生産分のみ、アルバム製作の裏話など約5分間のボーナス映像が付いており、全14アルバムにDVD集1枚を加えたボックスセット(3万5800円)が好評だという。これまで全楽曲ともネット経由のダウンロード販売をしていないことも、CD予約を押し上げているとみられる。発売日となる9日には、午前0時から東京・銀座の山野楽器や渋谷のタワーレコードなどで特別販売が予定されているほか、東京・赤坂BLITZで試聴イベントも開催される。大島さんは「50年のロックの歴史で、ビートルズを超えるバンドはない。新リマスター盤を聞けば、彼らが活動した奇跡の8年間に感動するはず」と話している。
[引用元:
Yahoo[エンタメ総合(産経新聞)]]
悔しいが、新リマスター盤は半世紀近く前の音源とは思えぬクリアさだ。初期のシンプルな楽器編成の曲のステレオ感も楽しいが、各音が際立ったことで、ハーモニー勝負の「ヒヤ・ゼア・アンド・エヴリホエア」など目をつぶって聞き入ってしまうほど美しい。
ほ~う、そんなにいい音なのか。
わたしも歳取ってきて、冷静にビートルズが聴けるよになってきた。
ビートルズは、中学生から高校生にかけて、夢中になって聴いていたが、
その後、プログレッシブ・ロックや、パンクを聴きだし、
ビールズはありきたりで、万人受けするものとして、
どちらかというと、嫌いな音楽になっていったが、
時々、奥田民生の作る楽曲に、ビートルズに対する
オマージュを聴くと、ああ、いいものだ、と思うようになった。
そして、ときどき、FMなどで耳にする、ビートルズのカバーなんかを
聴くと、それも、いいな、と感じるようになった。
今回のリマスターは、そんな、長年のビートルズとの”確執”が
解けそうな気がするのである。
聴いてみるか。